当然なのですが、最近は、抗菌防臭・制菌・抗ウイルスや、除菌、滅菌など
菌やウイルスに係る表示が非常に多くなっています。
ウイルスも細菌も目に見えないので、どこまで効果があるのか実感し辛いのが現状です。
抗菌や抗ウイルスは、トイレ用品や電車の吊皮、家屋に対しての噴霧、あらゆる小物、
布製品などに対しての開発が急ピッチで進んでいます。

当社はアパレル製品を取り扱っているので、生地に関係のある加工が中心になりますが、
大手や中堅の紡績メーカーで開発されている抗菌・抗ウイルス加工は分かるだけでも
7種類以上です。
どの加工が良いのかの判断は当然出来ないので、各メーカーの発表内容を信じるしかないのですが、
大事なポイントはあると思います。
まず、先日ご紹介した、SEKマークのどのレベルに当てはまるのか?
これは、SEK協会に加盟していないとその証明がもらえないので、SEKマークの有無と効果の有無が同じではないですが、
SEKマークは同じ基準で試験しているので、ある一定の目安になります。
そして効果とその用途です。
吊皮は口に含まないので、どちらかといえば、安全性より、効果の強さと持続性。
トイレ用品も口に含まないので、同じく効果の強さと持続性。
衣服になると肌に触れたり、物によっては口にも近いので安全性が重要になってきます。
抗菌加工に使われる薬剤全てが、肌に合うのか、口に触れても問題ないのか、
その程度はどのくらいなのか、全て同じ基準ではありません。
それなら安全性が確認されている薬剤を使わなくては、別の問題が起こってからでは遅いと思います。
当社が使っている、クラボウ㈱のクレンゼ加工は、広島大学の二川教授が特許を取得した
もともと口腔内の殺菌を目的とした薬剤なので、口や肌に触れたときの安全性が確認されています。
特にマスクは、口の前にあり、小さなお子さんは、口に触れたものを
噛んでしまったりしますので特に注意が必要です。
また、このクレンゼで使われている薬品「E-tak」は、
経済産業省が新型コロナウイルスに効果がある薬剤として5月末に発表され、
薬品メーカーからもその発表が出ています。
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005.html
クレンゼの元になっている、E-takには、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムが
使われており、安全性テストもクリアーしているので、安全です。
因みに、東レ、帝人、ダイワボウ、日清紡、クラボウ、岐センやソトーなどの素材メーカーや
整理工場が独自の抗菌・抗ウイルス加工を打ち出しています。
その他何社もあります。
色んな加工品を使われる際は、用途によって調べてみるのも良いと思います。
当社の抗菌・抗ウイルスマスクには、E-tak加工技術のクレンゼが使われています。
安心してお使いください。
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