第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2024)の併設展示に出展します!

イベント豆知識

第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2024)の併設展示に出展させていただくこととなりました。

第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会

臨床栄養代謝という言葉も恥ずかしながら知らなかったため、これを機に少し勉強させていただきました。

◆NSTとは

略称「NST」と呼ばれている栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)は、

医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士、歯科医師、

歯科衛生士など、多職種の専門家が連携して、患者の栄養状態を評価・管理し、治療効果の向上や

入院期間の短縮につなげる医療チームです。

アメリカではでは、1970年代からNSTの導入が始まり、ヨーロッパ諸国でも1980年代から、

そして日本では1990年代から導入され、今では約7割の病院にNSTが設置されています。

◆NSTの3つの活動

1. 栄養評価

患者の栄養状態を評価し、栄養療法の必要性を検討します。栄養評価には、体重測定、

身長測定、BMI 算出、栄養摂取量の調査、栄養素の血液検査などが行われます。

2. 栄養療法の提案・実施

栄養評価の結果に基づいて、適切な栄養療法を提案・実施します。

栄養療法には、経口栄養、経腸栄養、静脈栄養などがあります。

3. 栄養管理の継続的評価

栄養療法の効果を評価し、必要に応じて栄養療法を調整します。

栄養管理の評価には、体重測定、血液検査、栄養摂取量の調査などが行われます。

◆NSTの必要性

近年、高齢化社会の進展や、生活習慣病の増加により、栄養状態が悪化した患者が増加しています。

栄養状態の悪化は、感染症のリスク増加、筋力低下、褥瘡発生など、さまざまな問題を引き起こす可能性があり、

NSTは、こうした問題を解決するために、患者の栄養状態を早期に発見・評価し、適切な栄養療法を提供することで、

患者の予後改善に貢献しています。

◆東邦大学医療センターNSTチーム様

2000年5月にNSTを導入され、現在22年の歴史があり、全国有数のチームに数えられています。

他施設から多くの実習生や見学生を受け入れ、患者さんの栄養状態に関する評価を行い、

それぞれの診療に合わせた栄養管理計画を進め、通常の経口摂取では栄養状態の維持が困難な患者さんを中心に、

特殊食や経管栄養、静脈栄養法などを駆使して多職種で栄養状態の維持を行っています。(文:東邦大学医療センター様)

◆KLUGオリジナルスクラブ

私たちは、東邦大学医療センター大森病院のNSTチームの皆様のご協力の元、

現場の意見を伺い現場に必要なアイテムが収納できて動作の邪魔をしないオリジナルスクラブを

共同で開発させていただきました。

今回の併設展示会場では、試着品をご用意しています。

NSTバージョンは東邦大学医療センター様のオリジナルとなっていますので現物をご覧いただけますがご試着いただける商品とは仕様が少し違っています。

その違いを含めて、是非実際に触れて試着して、実感してみてください。

皆様のご来場をお待ちしております。